橙になりたいaquarium

にゃーんにゃーんにゃにゃーん

AtCoder黄色になりました!!

shinchan(@Sophia_maki)です。 この記事はAtCoder入黄記事ですがCodeforces入橙記事を兼ねています。

目次

自己紹介

現在大学3年生で競プロを嗜んでいる工学部生です。

本題

Codeforces

Codeforces Round #802 (Div. 2)で、CodeforcesのMasterになりました。

AtCoderで黄になるのが先だと思っていたのですが、やはりこどふぉの方がレート変動しやすく、先に暖色になりました。

Codeforcesの過去問を解くことによる精進はほとんどやったことがないです。でも問題の性質上もしかしたらこどふぉのほうが得意なのかもです。自分の英語力や生活リズムと相談しながらできる範囲でこれからは参加していけたらと思っています。でももちろん、AtCoderを最優先にしております。ABCがunratedになったことにより、ratedがとても少なくなりました。なので海外コンに本腰を入れる時期かもと思うなどしています。

AtCoder

AtCoder黄になりました!!!!!!!!

参加回数はもうすぐ200回、競プロ歴はもうすぐ5年になります。とても意義のある5年だったと思えます。純粋培養競プロerであり、初めは情報全般の知識もなく、AtCoderのアカウントの作り方すらわからない状況でした。ライバルで居続けてくれた高専時代のクラスメートたちには感謝しています。知り合いの明石高専出身者の中ではようやく一番になれました。単にまわりがやめただけですが、飽きっぽい自分自身がここまで1つのことを継続できたことが嬉しいです。

AtCoder黄色になるためにやったこと

shinchankosen.hatenadiary.jp

具体的な精進については上記記事の方が詳しいと思います。

AtCoder青は2020年7月になったので2年半たってます。その間なにをしたかを記事にしたいと思ってます。

なにもしていません、ただコンテストに出て復習しただけです。

というのは、AtCoder青になるまでにやったことが相当オーバーキルだったらしく、そのあと無精進で1800を超えました。しかし画像の通り、なんどもなんどもチャンスはあったのに黄色になれませんでした。一度目の山のHighestが1998です。そこから1840まで下がり、そのあとも1970まで上がって下がり、1997まで上がって下がり…を繰り返しました。

青になってから自分では精進したという感覚はほとんどないので先ほどのような書き方をしました。ですが、青になってからもよくバチャをやったり、過去問を解く以外のことをやっていたんだと思います。こどふぉもたまにやってました。なのでレートを維持できました。そして、さすがにここ数ヶ月、精進しました。毎日平均3時間はやっていたと思います。冬休みにラストスパートをかけ、1日10時間程度やりました。そして、ようやく黄色になれました。


というわけで、この数ヶ月の精進や、青になってからについて説明します。

mo-algorithm、牛ゲー、挿入DP、燃やす埋める、双対あたりでしょうか。毎度おなじみけんちょんさんの記事を使用させて頂きました。今回ははてなブログの方です。けんちょんさんいつもお世話になってます。ライブラリよく使わせていただいてます。 drken1215.hatenablog.com


  • たまにバチャをやってました

problemsのまよこんや、atcoder公式のバチャが主です。


  • 典型90問を埋めました

今思ったけどほぼこれでは。E869120さんありがとう…。


  • ABC, ARC, AGCなど、Ratedコンのdiff2200以下を埋めました。

やはり黄になるためには黄diffを解く必要があります。


  • Techful

受験期に暇つぶしでやってました(?)。 総合ランキング現在7位です。

やってたときはこんな感じです。

思うところ

コンテスト・精進

私は早解きは苦手で、1問でも多く解く方が自分に合っています。また、ペナルティが人より少ないと感じています。提出時もほぼ毎回入念なチェックをするなどしています。そこで発見できるミスもあったりします。ノーペナは大事です。

また、最近はABCよりARCやAGCの方が得意です。これは早解きが苦手なことと被るかもしれません。結局、どのコンテストかにかかわらず、無差別に出たらいいと思います(テスト前は出ない方がいい)。



青になってからも私がコンテストに出続け、精進を続けた精神的な理由には2人の赤コーダーの存在が大きいです。

  • tozangezanさん

www.youtube.com

この動画の、概要欄の言葉を貼り付けます。

競技プログラミングよりも役に立たないものの例として、競技プログラミングが役にたつかどうかというくだらないTwitter上の議論に何時間も参加することが挙げられます。あなたが競技プログラミングが役に立たないと言っている人に対して役に立った例を探してきてリプライしている時間に、本当に強い競技プログラマーは問題を解いているのです。」

私は現に競プロ以外のプログラミングが苦手ですし、まわりからも指摘をされることがあります。しかし、よく考えなくとも成功する人というのは1つのことに熱中し続ける人だと自己啓発本とかにも書いてたりしますよね、ここ5年くらいはそういうの読んでないけど。そもそも、学生時代部活動・サークル活動がんばってましたっていうガクチカと変わらないですし。

競技プログラミングは役にたたない → 辞める

という人は少なくないと思います。しかし、私の場合は競プロをやめたところで、アルゴリズムによる高速化などが使われないようなプログラミングに熱中できる自信がありません。競プロ辞めたところで他のことしないし、そうなるくらいなら競プロ続けたマシ、という理論で競プロを続けましょう。


  • のいみさん

2020年夏の競プロキャンプ(関西)にて、ratedがありました。しかし、私は出ませんでしたが、のいみさんに言われたことを今でも思い出します。

「目の前にRatedがあるのになんででないんですか?」

Ratedに出ないことにはレートは上がりませんし、実力も付きにくいのは事実だと思います。のいみさんがこの発言を冗談で言ったのか、それとも赤ともなれば本当にそういう心がけをしているのかはわかりませんが、この発言がなかったら私の入黄はあと1,2年遅いか、なるまでに競プロをやめていたかもしれません。


もちろんこの2人以外にもこれまで精進の助けになった方々がたくさんいます。本当にありがとうございました。競プロのおかげで数学力がついたし、おかげで今の大学にも入ることができました。

普段の生活への影響とその逆

精進以外の面

直接精進とは関係ないですが、競プロ関係のやってきたことがいくつかあります。

  • OUPC

onlinejudge.u-aizu.ac.jp

CのClockを作問しました。generatorとvalidatorを作ったり、そもそもgit使ったり、1問しか作ってないですがいい経験になったと思います。いい加減行列累乗以外の問題を作れるようにならないと…。

解説 ↓ qiita.com

AtCoder Jobsでは高速化で有名なF社に行きました。高専1年のころでしょうか、同じ高専の4つ上の先輩に紹介されました。そして4年くらいたって2022年の春くらいに申し込んで、面接を受け、夏に行ってきました。

競プロを仕事で生かせたという嬉しさがありました。また、業務で競プロを生かすためにはやはり業務の知識が必要で、gitlabを使用したり、ミーティングがあったりしました。メンターの方がAtCoder橙で、いろいろ吸収できる面もありました。

インターン生3人で自己紹介したら僕以外2人とも東大だった、こわい。

  • バイト

現在やっているうちの1つは、阪大で競プロerが多い某バイトです。そもそものpythonなど、まだ慣れないことが多いですが、gitなど他のバイトやインターンと共通する部分もあったりします。dockerは2回目なのになにもわかってないです()。そういえば満足に競プロができるようになったのも始めて1年半くらいたってからだったと思います。もうすぐ春休みですし余裕あればどんどんやって早く慣れたいですね。

不満とか

精進をしてなかったというより、できなかったと言いたいです。編入生なので3年生で取る単位は多くなります。今回(後期期末試験)もテストの半分は2年生の科目です。大学の授業というのは、科目数自体は高専より少なくなります。しかし、課題の量がかなり多くなりました。課題に追われて競プロができないときが多かったです。また、1人暮らしで家事を自分で行う必要があります。高専で寮生活を経験していましたが、やることの量が段違いです。

これから

青なったときにも同じようなこと言ったんですが、院試あるので勉強を…

となっているんですが結局出ると思います。今のところABCよりARCやAGCの方が得意です。また、Codeforcesを再開して赤目指します。精進量は落ちると思いますが自分のペースでやっていきたいです (むしろ精進量落ちてほしい、5年間やってようやく学業に支障がでてきた)。


ABCがunratedになったのでFA狙ったりしようかなと思ってます。私は早解きタイプではないのでかなり苦手なんですが、開始早々DとかFとか見ることになりそう。

あとがき

記事書くの遅くなりました。お待たせしました。

先日とあるLT会でけんちょんさんと4年ぶりに再会しました。前に会ったのは明石高専祭でしょうか。当時私は茶色コーダーで、会話も苦手でした。ある程度会話ができるようになり、黄色コーダーになって会うことができました。けんちょんさんが成長を感じてくれて嬉しかったです。

























競プロやりすぎて単位落としたかも

追記 : めっちゃぎりぎりフル単でした~~~!!!!!!!